クラリネットの知識

クラリネット歴10年以上の私が教える初心者向けお手入れ用品とは?

クラリネットのお手入れ用品ってたくさんあって何から揃えたらいいのか迷いますよね。

まず、クラリネットの正しいお手入れ方法がわからないという方もいるかもしれません。

今回は、そんな方のためにクラリネット歴10年以上の筆者がクラリネットのお手入れについて、下記4つを用品も含め解説します。

  1. 毎回しているお手入れ
  2. 定期的にするべきお手入れ
  3. 最低限必要なお手入れ用品
  4. お手入れしないとどうなるか?

最低限必要なお手入れ用品としてはクリーニングスワブコルクグリスの2つとなります。


因みにマウスピースの白い汚れが気になる人は下記の記事を参照してください。
クラリネットマウスピースの白い汚れの落とし方を解説

毎回のお手入れに必要な用品

クラリネットの毎回のお手入れに必要なものはどのようなものでしょう?
下記に挙げていきます。

クリーニングスワブ(唾の処理)

まず、スワブは絶対必要です!

クラリネットを吹いていると必ず唾が楽器内に入ってしまうので、10分もするとベルからポタポタと落ちてきます。

練習中、水分が気になってきたな…と思えばすぐにスワブは通しましょう。

そしてクラリネットは湿気に弱いので、楽器が湿ったまま放置してしまうと管体の割れにつながってしまいます。

練習を終え楽器をしまう時にはスワブを2~3回通してからしまうようにしましょう。

クリーニングペーパー

スワブを通してもトーンホールの水分までは充分に拭ききれません。

そのためコルクとトーンホールの間にはこのクリーニングペーパーを挟んで水分を取りましょう。

クリーニングペーパーだけでも大丈夫ですが、タンポのべたつきが気になる場合はパウダーペーパーも用意しておくと便利です。

コルクグリス(組み立てを楽に)

コルクグリスはコルクの滑りをよくし楽器の組み立てをしやすくするために必要です。

クラリネットのコルクは固く、特に上管と下管をつなげるときは結構力を入れなければなりません。

その際に手がキーに当たってしまい歪んでしまう恐れがあるので、弱い力で組み立てができるよう必ず毎回コルクグリスを塗るようにしましょう。

コルクグリスにはスティックタイプ指で取って塗るタイプのものがあります。

手を汚したくないという人はスティックタイプを選びましょう。
私もスティックタイプを使っておりました。

ポリシングクロス(キイ汚れに)

クラリネットをしまう時には、ポリシングクロスを使ってキイに付着した指紋や汚れをとってあげましょう。

定期的なお手入れに必要な用品

クラリネットのお手入れで定期的に必要なものはどんなものでしょうか?
下記に挙げていきます。

トーンホールクリーナー(週1回)

トーンホールには日々汚れやほこりが溜まっていくので、定期的に掃除しましょう。

1週間に1回使用するのがオススメです。

キイオイル(1~2ヶ月に1回)

毎日クラリネットを吹いていると少しずつキイはさびていくので、たまにキイの動きが悪くなる時があります。その時はこのキイオイルを使いましょう。

動きが気になった時にさせばよいですが、最低でも2ヶ月に1回は使うことをオススメします。

シルバーポリッシュ(月1回)

キイの銀メッキ専用のポリッシュです。

研磨剤が入っており、表面に光沢を出してくれます。

クラリネットの管体には付けないように注意しましょう。

最低限必要なお手入れ用品とは?

「とりあえず、最低限必要なものはどれかな?」と思う方もいるかもしれません。

これさえあれば、クラリネットの練習はできるというものは以下の2つです。

  1. クリーニングスワブ
  2. コルクグリス

この2つがあれば大丈夫です。

トーンホールにたまる水分も、クリーニングスワブを挟めば何とか拭けます。

とはいえ、クリーニングペーパーを使うほうが絶対に吸水率はいいので、早めに揃えたいところです。

初心者の方でお手入れ用品をまとめて購入したい方はお手入れセットがオススメです。

こちらにはシルバーポリッシュは含まれていませんので、そちらだけ別途購入してください。

お手入れしないとどうなる?

定期的なお手入れをしなかったらクラリネットの状態は悪くなってしまいます。

どのように悪くなってしまうかというと、まずトーンホールの水分が残ったまま放置しているとタンポの変色が早くなり、破れます。

タンポが破れると音色が悪くなってしまいます。タンポは消耗品なので、いつか破れてしまうのはしょうがないのですがお手入れをしっかりとしてあげることでできるだけ防ぐことができます。

そしてキイを磨くことを怠っているとだんだん変色していきます。このキイも銀メッキでできているので時間がたてば多少変色してしまいますが、ポリッシュなどを使って定期的に磨いてあげることによってかなり変色を防ぐことができます。

楽器の状態をできるだけ長くよく保てるように、お手入れは定期的に行うことが大切です。

まとめ

毎日の練習後のお手入れに使いたいものは以下の4つです。

  1. クリーニングスワブ
  2. クリーニングペーパー
  3. コルクグリス
  4. ポリシングクロス

中でも、初心者の方は最低でもクリーニングスワブコルクグリスはまず買いましょう。

定期的なお手入れに必要なものは以下の3つです。

  1. トーンホールクリーナー
  2. キイオイル
  3. シルバーポリッシュ

揃えるものが多くて大変と感じるかもしれませんが、一気に揃えたい場合はお手入れセットシルバーポリッシュがオススメです。

楽器の状態をよく保つために、毎日楽器のお手入れはしっかりやりましょう。